先月に引続き、炭焼き体験教室を開催しました。宇津木の森で竹を伐り、たくさん炭材ができたので、今回はドラム缶窯4つで竹炭をつくりました。
炭焼き名人・高橋哲男さんの指導で、竹を窯に詰めることからスタート。隙間なくいっぱいに詰めることがポイントで、詰め方ひとつでも技とコツが必要です。フタをして焚き口を取り付け、断熱のためブロックと土で覆ってから、いよいよ焚き口で火をおこします。
しばらくうちわで扇ぎ、窯の温度が上がり炭化が始まったら、焚き口を空き缶の大きさにふさぎます。あとは時々、煙の温度から窯の状態をみて、空気穴で温度調整をします。火をとめるのは夜遅く。でも今回は早い時間にそのときがきました。煙が透明になるのを合図に、焚き口の空気穴、煙突の順にふさぎます。
次の日、いよいよ炭を取り出します。火を止めた時間は窯によってまちまち。早く焼けた窯、長くかかった窯、どちらもうまくできているのかな?窯を開けると、どちらもいい炭ができていました。大成功です。
2日間、焚き火のまわりで暖をとりながら、炭焼きのほか、竹で新たに炭材を作ったり、工作したり、お花炭やバーベキューなど楽しい体験ができました。
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