八王子市の大学セミナーハウスで2日間、炭焼きと炭窯づくりを行いました。
森の産物利用で里山再生を――ということで、宇津木の森で伐採された竹や雑木を利用した炭焼きが本格的に始まりそうです。
ドラム缶の炭焼きは、覚えれば素人でもできるようになるそうです。多摩炭焼きの会の高橋哲男先生の指導で、竹炭を焼きました。
ドラム缶いっぱいに竹を詰めたら焚き口で火を焚き、中の温度を上げていきます。中の温度が275度まで上がると、自然に炭化が始まるので、火を焚くのをやめ、焚き口を小さな通気の穴にします。火をつけてから10〜12時間で炭化が終了。煙の色が変わるのを合図に通気口と煙突をふさいで火を止めます。
ドラム缶の中は見えないので、煙の色や温度で中の状態を判断します。季節や天候に応じた微調整も必要だそうなので、経験を積まないとむずかしいところもありますが、手順はひと通りつかめました。
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