うまい、うまい、と評判の宇津木の栗を求めて、23人もの食いしん坊さんが集まりました。
顔にはすでに「いただきます!」と書いてありましたが、午前中の活動は、草刈りです。手刈り隊は、けやき広場と萌芽更新地へ。刈り払い機隊は、窪地へと向かいます。
ワガモノ顔で伸びまくるススキやオオブタクサを目がけて、それぞれがブルドーザーと化して突き進みます。
あわてて逃げるバッタやカマキリ。立ちこめる草むらの匂い。汗でぼやける視界。刈りそこねて顔にヒットする笹。
終わりかけだけど、宇津木にはまだまだ夏がありました。民有地との境をキレイに刈って、お昼休みです。
午後はお待ちかねの栗ひろい!!今年は実のなりがよく、各自、思い思いに大粒の栗を拾ってホクホク顔。
全員にお土産が行き渡るほど収穫できました。
一方、栗も拾わぬ生粋の草刈人たちは、小屋とけやき広場の間で繁茂するクズに立ち向かいます。
蔓を引っ張り、枯木をどかし、ついにヌルデの木まで倒してしまいます。すると、
…なんということでしょう。
匠の技は、荒れ果てた雑草界の凱旋門を、和の情緒あふれるお茶の垣根へと変身させたのです。
こんなところにもあったんだなぁ、お茶。見通しもすごくよくなりました。
終了後は、サポーターさんのおうちで「栗の渋皮煮(>レシピ)」を教えてもらいながら、カレーとビールで乾杯。
食いしん坊バンザイ。 みなさんお疲れさまでした。
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