宇津木の森では、定期的に技術講習会を開いています。基本をしっかりおさえて、安全に作業できるように。
参加者はみんなシロウトで、森の手入れも道具を使うのも初めての人がほとんどなのです。
今回は、エンジン刈払機の講習を実施。講師は、これまで何度か草刈りや伐採の指導にきていただいた上野先生(林材業労災防止協会技能師範)です。
午前中は室内講義で、機械の使い方や構造をみっちり教わりました。1班に1台、機械の動力部を置き、レンチやドライバーで分解して構造を確認したり、調子が悪いときはどこを見るか、メンテナンスも学びました。
お昼に宇津木の森に移動して、いよいよ実地講習です。機械を装着するベルトの長さや位置、足の運び方、重心の置き方、機械の動かし方をひとりひとり見ていただきました。最初のうちはぎこちなかった動きも、コツをつかんでスムーズに。「上手上手!」「初めてにしては皆さん上達が早いですね。」と先生もほめてくれました。
クズ畑と呼んでいる草地でも実践。クズのようなツルを刈るときは、刃を横だけでなく縦にも入れるといい、とコツを教わり、挑戦してみました。あとは練習あるのみ。8月の草刈りが楽しみです。
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