この日は恒例の梅もぎからスタート。楽しみに梅林に行ってみたのですが、実はぜんぜん見つかりませんでした。目を凝らしてじっくり探して、ようやく7〜8粒ほど。去年たくさん採れたので、今年は採れない、そんな周期があるようです。
がっかりしましたが、こんな年もあるのかなぁということで、実生苗の移植や草刈りに取りかかることにしました。宇津木の森は草が茂ってきました。とくに問題なのは「クズ」。去年やおととし移植した苗のまわり、栗や梅の木のまわりを重点的に刈りました。
午後は、小屋のまわりの栗林で炭撒き土壌改良を試してみました。炭を撒くと木が元気になる――高尾山で炭撒きに取り組むエコネットワーク八王子の二井さんにレクチャーしていただき、栗の木3本に撒いてみました。土の酸性度を調整したり微生物を増やすことで土がよくなるそうです。炭は、宇津木で伐採した竹を材料にできた炭。粉炭にして使いました。
ほかに、散策路の壊れたロープ柵の交換作業も。今回は杭を打つところまでやりました。
そして最後に“クワの実もぎ”ができました。予定していなかったのですが、クワの木にたくさん実がなっていたのです。そのまま食べてもおいしいし、ジャムを作ってもおいしい。さっそくジャムを作ったという参加者から写真が届きました。ヨーグルトにかけておいしくいただいた、とのことでした。
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