真夏に逆戻りしたようなむし暑い1日でした。この日は楽しみにしていた昆虫観察会。7月に雨で中止となってしまいましたが、日をあらためて開催することに。虫のテーマの観察会は初めてでした。
虫の先生・北野日出男さんのお話は、虫を見る目が変わるようなおもしろいことばかりでした。虫というものは人間やほかの動物よりずっと昔から生きていること、その種類の多さはほ乳類やほかの類の比でなく動物全種類の80%が昆虫(昆虫も動物)、など奥の深い「虫の世界」を教えてくれました。
みんなで虫を探して透明のカップに採集し、ルーペや顕微鏡を使って観察してみると、新しい発見や驚きがいっぱいでした。観察7つ道具(もっと多い)の解説もあり、虫・初心者の私たちでも観察ってこんなふうにするんだというのがわかりました。これから虫を探すのが楽しくなりそうです。虫から学ぶこともたくさんありそうです。
午前中には雑草調査も行ないました。クズ・セイタカアワダチソウ・アズマネザサ・オオブタクサ、繁茂の激しい4種類の分布を毎年記録し、変化を見て草刈り計画を考えようというもの。3班に分かれ、エリアを分担して調べました。同時進行でオオブタクサ刈りも。種が飛ぶ前に刈るのが効果的で今が刈り時なのですが、たくさんあって時間内にはできませんでした、残念。
恒例の栗ひろいも楽しむことができました。大きい実がたくさんなっていて、みんなで山分けできるほどの収穫でした。夏の活動で、栗林に伸びるクズを必死に刈ってくれたみなさんのおかげです。しばらく作業に集中した活動が続いていましたが、ひさしぶりに自然や生き物をじっくり楽しめました。
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