2006年を迎えた最初の活動日。大雨だった前日とうって変わって青空が広がり、とても暖かい1日でした。作業をしていると暑くなり、汗が出るほどでした。
午前中は、竹の伐採を行ないました。11月に始めて3回目を数えるこの作業。竹が密集して暗かった針葉樹林は、太陽の光が入る明るい林に変わりました。「だいぶきれいになったねぇ」と、みんなあらためて感じていました。今回は、手をつけていない斜面の下の方を重点的に伐りました。
伐り倒した竹は炭焼きの材料にしています。今回も、林内で枝を落とし炭材の長さに伐って運び出しました。そこまででちょうどお昼になりました。
昼食後、ひさしぶりに森をひとまわり散策しました。夏のあいだクズと戦った草地では、移植したマツ・コナラの苗が元気に育っていました。特にマツの成長ぶりに驚きました。クズ畑と化していた草地は、年に1度の都の草刈り事業が入り、みちがえるほどきれいに刈られていました。
散策を終え、次の作業・炭材づくりにとりかかりました。これまで伐り出した竹は小屋の軒下にたくさん積まれています。割って節をとる、というちょっと地味な作業ですが、このあと、暮らしにも森にも役立つ竹炭ができると思うと楽しみです。
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