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5月15日

気持ちのいい季節になりました。宇津木の森では、木々の葉や草の緑が鮮やかです。草地には、たくさんのタンポポが白い綿毛に変わっていました。ここはもうすぐ、クズやセイタカアワダチソウでいっぱいになります。

今月は、粗朶の道づくり・樹名板づくり・シイタケ栽培を予定。冬に伐採された木を活用しながら片付けようというものです。この日はさっそく、初めてのシイタケ栽培に取り掛かりました。

まず、積まれた伐採木の中から、ホダ木となる丸太を選びます。ホダ木とは、きのこの種菌を植え付けるために伐った原木のこと。シイタケ栽培にはクヌギ・コナラがいいそうです。穴あけハンマーというのを使い、種菌を入れる穴をあけました。力強く振り下ろさないとちゃんと穴があかない。コツがいります。

種菌を穴に埋め込み、あとは木陰のやや湿ったところに置き、時々上下を返し1年半ぐらいするとシイタケが出るそうです。炭焼きの先生のアドバイスで、竹炭をホダ木の下に敷いてみました。いいきのこができるそうです。
いつ、どんなふうにシイタケが出てくるのか楽しみです。

枝は束ねて粗朶の道を補強。これはまだ途中です。午後は、実生苗の移植場所の草刈りをしました。去年移植したマツは成長しています。コナラも元気です。クズにのまれないよう、こまめに刈っていこうと思います

雷が鳴り、雲行きがあやしくなったので、早めに小屋に戻りました。その後すごい雨と大きなひょうが降り、小屋で雨宿りをしました。小屋に置いている梅酒(おととし作った)を飲みながら。次回は梅もぎも予定しています。

 
 
穴あけハンマーで穴をあける
穴ひとつひとつに種駒を埋め込む
これがシイタケの種駒
 
ホダ木の下に炭を敷いてみる

クズ・セイタカアワダチソウが
伸び始めた草地

実生苗の移植地はこまめに草刈り
 
        
      成長しているマツ。これは96cmになった。            先月移植したコナラの苗
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