雨天延期となった4月の活動日。ちょうどタケノコの時期でした。宇津木の森には、竹林があるのですが、針葉樹林や草地にまで広がっています。
竹は、1本1本が地下茎でつながっていて、集団でひとつの体を構成します。繁殖力が旺盛で、地下茎を伸ばし各節からタケノコを出し、それが3ヶ月で10〜20mにも成長するそうです。なので、常に間引く手入れが必要です。その一番簡単で楽しい間引きの方法が「タケノコ採り」です。
午前中に、竹が侵入してきている草地(窪地と呼んでいる)でタケノコを採り、お昼に隣の地主さん・石田さん宅の車庫をお借りし、てんぷらにしてみんなで味わいました。タケノコ採りには石田さんも来てくれて、タケノコの掘り方や皮のむき方を教えてくれました。
タケノコのほか、夏に繁茂するクズの芽や、イタドリという雑草や、ヨモギなど野草も、てんぷらにしてみました。むやみに採るのはいけませんが、手入れして除去しないと他の植生を守れない厄介ものもあり、食べるという手入れを樹木医・岩谷さんに教えてもらいました。
採れたてのタケノコのてんぷらなんて初めてでした。とてもおいしかったです。
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