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八王子市・宇津木の里山再生プロジェクト。活動内容や次回の里山活動のご案内をいたします。
 
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11月15日

今回は、萌芽更新地の手入れ・除伐作業を行いました。その前に、『萌芽更新』と、萌芽更新地の樹木調査について、こちらのページ をご覧ください。

ということで今回、エゴノキの間引く作業となりました。はじめに、どの木を伐るかを、樹木医・岩谷さんと見てまわりました。間引くエゴノキは、特にクヌギ・コナラのそばに生えているものや、密に生えているもの。日当たりがよくなりすぎないことにも注意して、今の本数のだいたい30%を目安に選んでいきました。

そして伐採です。宇津木での活動で、木を伐るというのはこれが初めてでした。林業家の井上淳治さんから、ナタとのこぎりの使い方、木の伐り方をていねいに教えてもらい、作業にとりかかりました。

木を倒す方向を決める→ 倒す側の木の根元に、のこぎりで水平に切り込みをいれる(3分の1まで)→ 切り込みの上から、ナタ(又はのこぎり)を斜め下に入れ三角にくりぬく→ 反対側にのこぎりで切り込みを入れる→ みしみしっと倒れる。そして倒した木は、枝を払って、幹を2、3mに切り、一ヶ所にまとめる、という感じで、3〜4人のグループに分かれて作業を進めました。

ナタの扱いは、三角にくりぬくのが、思った位置・角度に当たらず、なかなか難しかったです。
でもみんな、ふだん体験できないことに夢中になっていました。木を倒すのがおもしろいし、倒すのに角度を考えて切り込みいれるとか、木を伐ったり、ナタで枝を払うときの感触も。

印をつけた26本を伐り終わって作業は終了しました。作業で出た材を片付けがてら、林の中を歩いたら、ところどころに陽射しが差し込む、明るい林になっていて、気持ちがよかったです。

 

林業家・井上さん(左)のお話を熱心
に聞く参加者。
まずは、伐る木を選んで印をつける。
このような、クヌギやコナラのすぐとなりのエゴノキを選んだ。
倒す方向を決め、受け口(切り込み)を入れる。
反対側から、のこぎりを入れる。
倒れまーす。
枝を払い、幹を2〜3mの長さに切って運ぶ。 作業で出た材料。次回から、これを
使って粗朶の道をつくる予定。
井上さんに、現場で使うチェーンソーを見せてもらった。早い!
 
少し日当たりがよくなる程度、26本
のエゴノキを伐って終了。
最後は、ナタの研ぎ方講習。  

 

 
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