岩谷さんに分析してもらったコメントを紹介します。
「セイタカアワダチソウは、他の植物の成長を抑える物質を根から出すので、ツル植物のクズはその影響を受けにくいのかな。と思いました。
一方 オオブタクサは、昨年より分布は広がっているのではないかと感じました。昨年アズマネザサ等を伐採した場所、萌芽更新地の下の民家側、道具小屋の奥の草地には2mは超えていると思われるオオブタクサが茂っていました。16号横の道沿いと入口付近にも見事に育っています。面白いのは、わずかな日当たりで成長がずいぶん違うことです。ほんのちょっと木陰だと、小オオブタクサになるのです。
オオブタクサは突然できたひなたにいち早く陣取るタイプなんだな。と思いました。クズ畑(草地のこと)にもオオブタクサが入り込んでいたので、クズを刈ることでできた一瞬のすきを見逃さなかったんですね。まとまった面積でいきなり日当たりよくしちゃうと、オオブタクサが繁茂する可能性があるのではないでしょうか。
アズマネザサの分布は、いちばん面積が広かったのですが、一度刈ると数年はいける感じがしました。他は毎年すごい繁茂ぶりなので、要注意です。でも私はあまりの成長のよさでオオブタクサが好きになりました。」