好天に恵まれて気持ちのいい宇津木でした。丘の上の草地はすっかり若葉に囲まれていて、梅の木の下には関東タンポポが咲き乱れていました。
草地のあちこちに葛が芽を出しています。次回は葛が相当伸びていることでしょう。冬には気がつきませんでしたが、コナラの稚樹も見られます。萌芽更新したところとその下でゆっくり自然観察もしました。葉っぱが出てきて、木の種類が多いのにびっくりしました。
道や畑に出てきた竹の子を掘り、一、二本づつもちかえりました。作業は剪定した梅の枝の片づけをしました。
コナラの若葉は離れてみると白っぽく見えるのが特色です。あちこちにドングリから出たコナラの稚樹がありました。葉っぱがない間は気がつかなかったものです。
武蔵野の雑木林はクヌギとコナラが主です。炭や薪や椎茸栽培に使うために10数年から20年で切ります。そうするとまた芽が出てくるのでこれを育てます。ほったらかしになって木が大きくなりすぎると、宇津木に例があるように萌芽更新の力が弱くなります。