(2003年8月3日 パラオ・コロール)
太平洋諸国の環境大臣および代表らが、今週にサモアの首都アピアで特別会議を開く。
南太平洋地域環境プログラム会議(SPREP)では、南太平洋地域の懸案事項である魚の乱獲、島の樹木の伐採や珊瑚礁の破壊等について協議する予定だ。
プログラムディレクターのアステリオ タケジー氏(Mr. Asterio Takesy)は、温暖化問題もまた、協議の主要な課題であると述べている。
「我々は地域を脅かしている脅威についても調べる必要がある。例えば、温暖化や、それに伴う海面上昇などの影響、激しさ頻度ともに増す破壊的なハリケーン、高波や津波、南太平洋地域全般における異常気象といった問題もある。」
と同氏は述べており、続けて「この問題は人々の生活資源だけでなく、生命に対しても重大な影響を与えている。」と述べた。
(Pacific Daily News/Radio Australia)
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