(2003年4月1日 ニュージーランド・ウェリントン)
フォーラム漁業機関(The Forum Fisheries Agency)によると、太平洋で操業している外国船のうち、3分の2の約1200隻は監視装置を装備済みである。
これにより、各島嶼国政府は、フォーラム加盟国の排他的経済水域内でのマグロ漁業を行う漁船を監視する事が出来る。
しかしながら、今年パラオで開催された年次監視会合で、FFAの監視マネージャーAndrew Richards氏は、約400隻の船は監視装置をまだ設置していないと言った。
未設置の漁業操業者たちは、監視要求に従うには、装置購入と設置にかかるコストが障壁となっていると言う。
漁船監視に成功しつつある一方で、多くの無許可の船がそのエリア内で不法漁を続け
ているとRichards氏は言う。
(PINA Nius)