(2003年3月23日 パプアニューギニア・ポートモレスビー)
パプアニューギニアでビニール袋の利用による汚染問題が深刻化していくなか、Zibe Sasa環境保全大臣が、この問題を解決するために一般市民および利害関係者からの提案を求めた。また、同大臣は国の政策の一助となる提案書を作成するように環境保全省に促した。
ビニール袋の無分別な使用やいい加減な処分(とりわけ都市部)が、汚染につながる主な要因であるとされており、この問題は一般市民の高い関心事となっている。
環境保全省に対するこの大臣指令の中で、同大臣は、ビニール袋の汚染問題を解決するための行動や対策は十分にとられていないと言った。
「この大臣指令の目的は、パプアニューギニアでビニール袋の利用が拡大し問題が深刻化するなかで、環境保全省がこの問題に取り組むための解決策を見つけるよう着手する事だ」と大臣は言った。
大臣は環境保全省に対し、この「重要な任務」をワークプログラムに従って取り組むように指示をした。これには、情報収集及び分析を行う関係機関のコメントや提案も受け入れている。
「これらを実行すれば、パプアニューギニア全体に問題意識が広がり、今年の最終四半期には国家上級議会(National Executive
Council)に法案を提出する事が出来るだろう」と大臣は言った。
(PINA Nius)