(2003年2月14日 マーシャル諸島・マジュロ)
この金曜日にマーシャル諸島の核実験に対する申し立て機関が、ビキニ、そしてエネウェタック環礁の元住民にUS130万ドル支払う予定である。
この支払いは、マーシャル諸島で50年以上前に始まったアメリカの核兵器実験の影響を補償するもので、数億ドル分の補償額を毎年分割で支払われている。
この新たな支払いにより基金は1000万ドルにまで減少し、これは1986年に設立以来最低のレベルとなる。
この基金はアメリカの株式市場の下落によってその価値を減らしており、基金が切迫しつつある。一方で今年、ロンゲラップとウトリック環礁の実験被害者に対しては、より大きな保証が支払われることになっている。
(Pacific Islands Report)