(2003年1月30日 オーストラリア、メルボルン)
オーストラリア海洋科学研究所は、オーストラリア北方の水域でイルカの不法捕獲が問題になっていると発表した。
Arnhem Land沿岸で日曜日、海軍のパトロール船がイルカの死がいを乗せたインドネシア漁船を阻止した。
イルカはオーストラリアの環境法の下で保護されている。
オーストラリア研究所のMark Meekham氏 は、もしイルカ保護法が継続的に執行されない場合、いくつかのイルカの種類が絶滅の危機に追いやられるかもしれないと言っている。
「Monkey Mia などで見る事のできるバンドウイルカの場合、彼らは50年間生きるが、繁殖適齢期は8歳から15歳である。したがって繁殖期になる前に人々が捕獲してしまう事はバンドウイルカの生き残りに大きな影響を及ぼしてしまうことは想像できることだろう。」とMark
Meekham氏は言う。
(Radio Australia/Pacific Islands Report)