(フィジー、スバ、2003年1月14日)
サイクロン・アミが昨晩フィジー北部に上陸し、猛威を振るった。
この際に雨乞いにと逃げ込んだ教会の建物が倒れ、少年少女計2人が行方不明となっている。
瞬間最大風速50m/秒を記録したサイクロン・アミによって、数百人がうちへと避難し、ヴァヌア・レヴ島では洪水が押し寄せた。
確認は取れていないものの、ドルアドルア島が最も被害を受けた模様だ。
通信が途絶える前の報告では、全ての家屋が倒壊し、問題の協会も倒れたということだ。
同島の中心街であるランバサとサブサブでは停電が発生し、通信施設の修理が依然として進められている。
沿岸警備隊の船が出動の準備を進め、隊員は救助作業のために召還されている。
エアーフィジーの便は運行を取り止めているが、水曜には再開されると見られている。
主島のヴィチ・レヴ島にある首都のスバにはサイクロンは直接上陸はしなかったものの、多くの商店は休業を余儀なくされた。
(Radio Fiji/PINA Nius)
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