(フィジー、スバ、2003年1月7日)
医療関係者によると、フィジーの首都、スバでデング熱が大発生している模様だ。
保健省による公式発表はされていないものの、一般開業医や血液検査を行っている病院はデング熱の発生件数の増加を指摘している。
医師の話によると、発生は人口密度がフィジーで最も高い郊外で集中している。
デング熱は熱帯地方諸国で横行する伝染病で、蚊が媒介する。最も症状が重くなると死に至ることがあるが、多くは頭痛や関節痛を訴えるという。
南太平洋地方では、最近のデング熱大発生はフランス領ポリネシアとクック諸島で起こった。
(The National/PINA Nius Online)
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