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(2002年12月18日、パプアニューギニア、ポートモレスビー)
パプアニューギニア領海で最新鋭の技術設備を搭載した漁船が違法に漁業を行い、魚影に影響を与えていると非難を受けている。
セントラル州にあるコミュニティーのリーダーは、こうした漁船が使用が許可されていない底引き網を使って大量の魚や海老を乱獲しているという報告書を国と州の漁業当局宛に送った。
「岸に近づいて漁をするので、発電機の音が聞こえる。彼らは明かりもつけないで夜に操業し、早朝には出て行ってしまう。もし国の当局が行動を起こさなければ我々は市民権を行使し、違法漁業を行う漁船を拿捕する。先週も追跡したが、やっとのところで逃げられた」と関係者は述べている。
「毎日の食糧を得るためだけに、伝統的な漁業の方法を用いて漁をしている。我々は海洋資源に依存するしかないのだ。最近の長引いた干ばつで農作物も取れなくなっているんだ。」と住民は語った。
The National/PINA Nius Online
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