(2002年12月10日、 ポート・モレスビー、パプアニューギニア)
パプアニューギニアのココナッツ産業の改良に引き続き、農業大臣モーゼス・マラディナ氏はコーヒー産業の復興に目を向けている。
マラディナ氏は株主を呼び集め、今週中に緊急会議を開く予定である。
この会議で農業省のアクションプランと一貫した方策が立てられる事になる、とマラディナ氏は言った。コーヒーの輸出量が1998年の83,000トン(4億7600万K)から去年の52,000トン(1億8900万K)に下がった。
そして、コーヒー産業のサブセクターは復興が必要だと言った。「私達は何もせずに、この産業が消えるのを見過ごすわけにはいかない。」さらに、株主達に対し、内部の対決や相違点を忘れ、活発だったプランテーションセクターの復興のために、適切な経営構造を組み立てる事を勧めた。
業界筋によると、コーヒー産業が抱えている問題は、ココナッツ産業の主な問題であったかつてのコプラ市場委員会の独占市場機能とは異なっている事を示した。中規模の生産者を含めた80から90パーセントの約700のコーヒー用に区画された土地、そして1950年代から1980年代にかけて設立された300のプランテーションが衰退している事を悲しく思う、とマラディナ氏は言った。
プランテーションは東部高地、西部高地、シンブ、南部高地、モロベ地方などの高地に建設されていた。
「経営者による不十分な物質的、財務的管理、そしてインフラ、法律と社会秩序の不足が衰退の主な原因だと思われる。」
The National/PINA Nius Online
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