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太平洋諸国のパンの実の木に異変
(2002年12月4日、ウェリントン、ニュージーランド)
南太平洋の環礁に生息するパンの実の木が異常な速度で枯れているとニュージーランドの新聞が伝えた。
報道によると、科学者はこの異変は海水の浸水や増加するサイクロンなど環境の変化によるものであるとしている。
ハワイの専門家は、数年前にこの問題は「深刻」であるとされたが、現状は更にひどいもので、中には全てのパンの実の木が立ち枯れしているところもあると述べており、絶滅する可能性は低いものの、その多様性は失われ、中には全ての種が消滅しているところもあると言う。
パンの実の木は大きく、モルッカ諸島に端を発すると考えられている。
(PINA Nius Online)