(2002年11月8日、アピア、サモア)
サモアの首都アピア西部では水不足が深刻になっており、今後数週間この状態が続くという予測がなされている。
これは担当者によると、雨季の開始時期の遅れと、欧州連合(EU)出資で設立された淡水管理装置での浄化や試験が原因ということである。
通常であれば9月ごろに始まり4月に終わるはずのはずの雨季の到来が2ヶ月遅れていると同担当者は述べており、フルアソウ川の流量も水不足を解消するには十分でないということである。
サモアの水管理当局は、装置の浄化を一時中止し、水の供給をできるよう調整を行ったが、プロジェクト請負先に実施遅延の支払いをしなければならなくなる可能性がある。
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