(2002年11月6日、ポート・モレスビー、パプアニューギニア)
パプアニューギニアの企業が分解可能である紙袋をプラスチックの買い物袋の替わりに提供する事を申し出た。
ラフエにある"Niugini Paper Converters"は今週、スーパーマーケットや卸売業者、ファストフード店向けの広告にて、プラスチック袋は環境を破壊していると批判されている事を前面に出し、紙袋を宣伝した。
この企業は分解可能な紙袋を購入する事で環境を保護するべきだと主張した。
パプアニューギニア海岸クリーンアップ団体の局長、そして元"Eda Ranu"常務取締役のジェミー・マックトーン・グラハム氏は企業の方針を「とても良い。」と評した。
プラスチックゴミの散らかしは徹底的な手段を要した重大な問題であったと彼は言った。
この環境ロビー団体はプラスチックが安く、様々なものの持ち運びに大変便利であるにも関らず、使用する事に反対していると彼は言った。
「私達はプラスチック袋の使用を禁止して、紙袋を使用するべきである。プラスチック袋とは異なり、少々値段が高くても分解可能な紙袋を使用した方が環境に良い。」
国会議員の一員によってプラスチック袋の使用をパプアニューギニアで禁止する法律を成立させようとしているとも彼は言った。
さらに"Stop 'n' Shop"小売アウトレットがプラスチック袋ではなく、紙袋を客に渡している事を称賛した。
PNG海岸クリーンアップ団体はワシントンにある"Ocean Conservancy"という組織の加盟団体であったとグラハム氏は言った。この組織は"Centre
for Marine Conservation"の名称で知られていた。
1999年に設立されたこの団体はボランティアによって運営され、人々にゴミをきちんとした場所に捨てる事によって、環境を保護しようとする意識を広める目的で活動している。
グラハム氏はこのクリーンアップ・プログラムはゴミをきちんと捨てる事によって、パプアニューギニアの人々の中でものを「投げ捨てる」文化の広まりを防ごうとしたものだと言う。
Papua New Guinea Post-Courier/PINA
Nius Online
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