(2002年10月9日、スバ、フィジー)
フィジーの首都スバで、欧州連合出資によるゴミ埋立地プロジェクトの契約が交わされた。
この契約はF$880万の規模になるプロジェクトを承認するものであり、実施すれば、ゴミ捨て場の問題は2004年には解決する見通しとなっている。
このプロジェクトの対象地は、スバ、ナシヌ、ラミ、ナウソリ、ナブアであり、これに伴ってリサイクル運動など住民の教育キャンペーンも行われる予定である。
スバにある欧州委員会代表事務所のバーン氏は昨日契約書に署名し、次のように述べている。
「環境は太平洋諸国においてもっとも大切な資産であり、スバは南太平洋諸国でも最も人口密度の高い地域である。今環境への投資を行うことは今のフィジー住民の生活の向上に役立つでなく、将来の世代のためでもあると確信している。」
このプロジェクトは、これはフィジー政府の責任で行われる事になっており、制度的、そして財政的計画を実行しながら、プロジェクトを進める。
フィジーは14ある太平洋島嶼国のうちの一つであり、外国からの支援や貿易、開発などの分野でアフリカ、カリブ、太平洋諸国(ACP)や欧州連合とのパートナーシップで利益を受けている。
Pacific Islands News Association
(PINA)
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