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太平洋・島サミット2003では環境問題が優先議題に
(2002年10月9日、東京)

来年沖縄で開催が予定されている太平洋・島サミット2003では環境問題に焦点を当てたい日本の意向が明らかになった。
川口外相は、太平洋諸島フォーラムの議長であり、フィジー首相でもあるガラセ氏と8日に東京で協議し、サミットのための調整を行った。

川口外相は、気候変動と廃棄物管理を取り挙げたいとしており、気候変動に関しては京都議定書の批准など日本が行ったような努力をほかの先進国にも呼びかけることも行うと述べている。同外相はカラセ首相に対し、日本の気候変動の取り組みを前向きに続けていくことを約束し、日本が太平洋諸国に対する支援として、人材開発の促進、海抜の低い地域の洪水や海岸浸食防止のための護岸堤防などに関する技術支援などの点に力を入れていきたいことを伝えた。また、京都議定書の批准はすべての国がおこなわなければならない。気候変動は各国の気象を少しずつ変化させており、こうした影響に対処していかなければならないと述べた。

ガラセ首相は、太平洋諸国に共通している問題は、マングローブやサンゴ礁の保全や廃棄物管理、そして気候変動など環境に関連しているものであると述べ、「気候変動は太平洋諸国にとって重要な問題であり、日本が取り組みの努力を続けていることをうれしく思う。日本は京都議定書の取り組みを率先して行っている」と語った。

また、同氏は太平洋諸国の気候変動に対する脆弱性についても指摘し、日本の再生可能エネルギー技術の進歩に対しても感謝する意向を述べた。

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