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日本からイギリスへのMOX核燃料船積み輸送反対 |
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ミクロネシア連邦政府声明(2002年7月4日)
英国の核燃料輸送船によって英国へ向けて、MOX廃棄燃料の再輸送が決定されたことが発覚した。その核燃料輸送船は2002年7月12日にミクロネシア連邦の排他的経済水域を通過するとみられている。そのような毒物をミクロネシア連邦の領海水域を通っての運搬することは、わが国民の暮らしや周辺の海洋の生態系を危険にさらすことになる。
国連海洋法条約の国際的な取り決めの下では、輸送国は詳細な国際的な環境リスク評価と緊急時における対策、被害緩和策、そして事故発生時責任を細かく審議しなければ義務がある。輸送経路上にある国家の利権は輸送の前段階で十分に審議されなければならないがそれは明らかに無視されている。
したがって、ミクロネシア連邦政府は繰り返しこのMOX燃料の領域、特に排他的経済水域を通っての輸送に対し強い反対を主張し、またプルトニウム輸送にかかわる国々に対し1996年の太平洋島嶼フォーラムでのコミュニケ中であらわされたフォーラム上官の懸念を留意し、また2001年のフォーラムコミュニケで明示された責任や補償の問題についての取り組みを要求する。輸送国は引き続きそれらの問題に対し無関心であり国際海事法の下での責任を無視していることは自明の事実である。
その点で、ミクロネシア連邦政府は輸送国またその関連国に対し領域内のMOX燃料輸送を直ちに再考することを要求する。
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