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南太平洋においてデング熱増加
オーストラリア、シドニー(2002年7月8日 −PINA Nius Online) 

南太平洋を含む熱帯地域で蚊の媒介によるデング熱が歴史上最も流行していることがあるアメリカの研究で発見された。英国の医療関係誌「The British Medical Journal」に掲載されたその研究結果によると、デング熱、それに加えさらに危険なデング出血熱が東南アジアと南太平洋地域で増加していることが明らかになった。

研究についての報告で「Sydney Morning Herald」はデングがさらに上昇するだろうと発表。研究はワシントンD.C.の近くのウォルター・リード・アーミー研究所の中のウィルス性疾患課で行われた。

デング熱はシマカ属アイギュプティ蚊によって媒介され世界で年に数千もの人がそれによって死亡している。 クイーンズランドの公衆衛生局のマネージャーであるジョン・スコット博士は「Sydney Morning Herald」に対し、オーストラリア当局は近隣諸国がデング熱流行にさらされていたことを知っていたとしており、旅行者もこの点に留意するように述べている。

「現時点での問題点は、デング熱の予防注射がないことである。だからすべての蚊の媒介による疾患に対して、人々が予防措置を取ることを勧める。」とスコット博士は述べている。

予防措置の例としては保護性のある衣服の着用や防虫剤、蚊帳の使用がある。

近年太平洋諸国でデング熱の大発生があったのは仏領ポリネシアとクック諸島である。

Pacific Islands News Association (PINA)
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