スバ、フィジー諸島（6月20日−ラジオ・オーストラリア）

フィジー政府はマホガニー林保護法案を通過させようとしている。
マタイアシ・ラギギア・フィジー政府環境相はワシントン条約（ＣＩＴＥＳ：絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約）ではマホガニーは絶滅危惧種であるとされており、同条約の締約国はフィジーのマホガニー材に手をつけることはできないと述べている。

同氏は、フィジー国内での伐採は可能であるとしながらも、高利益を生むことのできるこの木材を国際取引することは、新法の成立後だと述べ、司法長官事務所では現在マホガニーに関する法は草案段階に入っており、7月か8月に議会に提出される予定であると語った。ラギギア氏は、ジュネーブにあるワシントン条約事務局は12月31日までに法成立させるように要請していると述べている。

フィジーのマホガニー林の利用方法やその将来計画については、フィジー国内で長く議論の元となっていた。

For additional reports from Radio Australia, go to PACIFIC ISLANDS REPORT News/Information Links: Radio/TV News/Radio Australia.