フィリピン地元住民来日!!
来日予定者のプロフィール

Norma Mooy(ノルマ・ムーイ)
ダムによって影響を受けるダルピリップ村の住民で、ダルピリップの共同体組織であるSANTAHNAYのリーダー。イバロイ民族出身の農民。イトゴン市ダルピリップ村タブ集落に住んでいる。タブ集落は70年代に、アグノ川沿いの第3のダム建設用地となる予定だったが、当時、村はNPCの測量士が集落に立ち入ることに抗議した。ノルマの家族は、アグノ川沿いにできたビンガダムとアンブクラオダムの影響を受けたと証言してきた。

Mary Carling(メアリー・カーリング)
地元先住民族グループ、コルディリエラ人民連合(CPA)のサンロケ反対運動の現地コーディネーター。1996年から98年までボランティアとして地域社会のまとめ役を務め、ダルピリップの地域社会がサンロケプロジェクトに対する自発的な反対を表明して以降も2年以上、ダルピリップにとどまった。彼女はSANTAHNAY結成に助力し、また、主な政治中心地であるバギオ市やマニラ市でのダルピリップによる反対活動の企画立案を推進した。彼女はアグノ川に2つのダムが建設され始めたころボコドゥで生まれた。ボコドゥはアンブクラオダムのある町で、彼女もまた、アグノ川の巨大ダムが破壊をもたらしたと証言する一人である。