サハリンU石油・天然ガス開発プロジェクト
サケ・マス類、スケソウダラ、ズワイガニ、タラバガニ、ケガニ、ボタンエビ、ウニ、ツプガイ――目本の食卓を彩るこうした海の幸をはぐくむオホーツク海で、海洋汚染のリスクをはらむ油田開発がはじまろうとしている。(98年10月26日毎日新聞・記事より)
オホーツク海は古来「オホーツク民族(司馬遼太郎)」の活躍の場所で北海道との縁が深く、また海洋生物と気象条件が世界規模で特異である故に独自の文明・文化を生み出してきた。地震多発地帯・流氷半年に対する対策不十分なこの開発事業はサハリン周辺の社会・環境破壊にとどまらず、北海道の北東沿岸を含めたオホーツク文明の壊滅を意味するのではないかと危惧されている。 <更に情報を掲載予定>
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