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岡崎時春氏の後任として代表理事に就任致しました藤田慶喜でございます。
FoE Japanは発足以来、本年で25年の年月を積み重ねてまいりました。その間の活躍成果は内外に大きく広がり、国際的にも高い評価を頂ける存在となってきております。これはスタッフの活躍もありますが、これまで支えて下さったサポーターの皆様の存在が大きなものであると思っております。
毎年の総会でお目にかかる方々、国内外の活動でともに汗を流して下さる方々、事務所にいらしてお手伝い下さる方々をはじめ、資金的および精神的にご支援くださるすべてのサポーターに紙面を借りて感謝申し上げます。
私とFoE Japanとの繋がりは、国連勤務後、当時の事務局長ヘルテン氏に出会った頃で、十数年になります。産業界で経験を積み、国連工業開発機関の幹部職に選任され、
東西冷戦時代を含め、長く国際活動をしてきました。
東西対立、南北対立など沢山の課題を各国スタッフ、政府と協議しながら、持続的発展のためのプログラム、プロジェクトを企画し、予算化し、マンパワーを確保し、実行してきました。中でも環境資源エネルギー問題には国連機関の責任者として、陣頭指揮をしてきました。我が国は大きな国際的貢献をしておりますが、今後は人的貢献の必要性を学びました。
帰国後は教育界に身を投じました。政府、企業活動に限界が見られ、今こそ市民参加が必要となってきていると感じます。
これまで築かれてきたFoE Japanの戦略、業務推進の実績を尊重しながら、時代に即した企画運営に力を注ぐつもりでおります。年内の事務所移転後は、私も初心に戻り日常業務に励む所存でおります。
皆様におかれましては、忌憚なきご意見をお寄せ頂きながら、種々の活動に参加頂きますようにお願い申し上げます。
2006年6月3日
【プロフィール】
東京大学卒。新日本製鐵㈱勤務後、国連工業開発機関工業技術推進部長ほかを経験（在ウイーン）、
桜美林大学副学長・研究所長を経て名誉教授、日本マクロエンジニアリング学会会長、産業管理協会参与、
人間環境活性化研究会理事等。趣味は テニス、ゴルフ、合唱、室内楽主宰。
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