“国連と欧州連合は、大規模な油流出を回収を開始するNGOを支援するべきだ”
プレスリリース
2006年 8月17日
FoE Europe は17日、国連環境計画(UNEP)に対して、先の戦争による環境影響の独立評価を行うためにレバノンとイスラエルに評価チームを派遣すべきだと訴えました。
この訴えは、戦争による東地中海沿いの油事故を対処方法を議論するため、UNEP、EU、国際海事機関(IMO)と、キプロス、ギリシャ、レバノン、シリア、トルコの代表の会議で出されたものです。
また、汚染されたレバノンの海岸の油を回収しようとしている地元のNGOをEUと
UNEPが支援することを要求しました。イスラエルの戦闘機が7月中旬にベイルート南部の発電所を攻撃した際、少なくとも、15,000トンの重油が海洋に漏れたといわれています。多くのレバノン沿岸、またシリア地域が汚染されており、キプ
ロスとトルコも潮と波次第では影響を受ける可能性があります。
FoE Europe のディレクターFouad
Hamdanは、「地元レバノンの環境団体は、大規模な油回収のために数百人のボランティアを送り込む準備をしていますが、例えばブーツ、ショベル、バケツといった基本的な道具が必要です」と言ってい
ます。
加えて、この戦闘によって両国では大規模な森林火災も起きており、50万本もの木が500ほどの火災によって燃えています。
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Fouad
Hamdan, Director Friends of the Earth Europe in Brussels
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Rosemary
Hall, Communications Officer at Friends of the Earth Europe
Tel +32 2 5426105 (spoken language: English)
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