現在、日本をはじめとする先進国で不要となった廃電子・電気機器(E-waste)が、資源と称し不法な方法で中国などのアジアの国々に輸出され、環境汚染や人体への被害を及ぼしているということが起きています。
日本政府は、昨年東京で開催した「3Rイニシアティブ閣僚会合」以来、「国際循環型社会の形成」を推進していますが、このような環境保全と両立しない「国際リサイクル」が行われないようにすることは最大の課題です。日本から環境汚染を引き起こす廃棄物が輸出されることなく、環境保全と国際循環型社会の構築が両立する仕組みづくりを目指します。
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