森が減って住みかが狭くなっているアムールトラやオランウータン、人間の移動で広まった、カエルツボカビ症に侵されてゆく世界中のカエルたち、乱獲の対象となって激減したサメやライオンなど―――
現在、世界的な生物多様性の減少が懸念されています。1992年に成立した生物多様性条約によって、世界各国が協力して色々な取り組みが行われていますが、世界中のいきものの住みかは減ってゆく一方です。このような中、一般の消費者と自然の間に立って、色々な商品を作る「企業」が、CSR(企業の社会的責任)として自主的にその保全へ取りくむことが強く期待されています。
このため、環境省は企業に対して、企業が事業を行うときに気をつけるべき点をまとめた「生物多様性企業活動ガイドライン(仮称)」を作成中です。また、FoE
Japanは環境省の委託により企業の生物多様性に関する活動を外部から評価する場合の基準についてのフィージビリティ(実現可能性)を市民・専門家らとともに調査・検討してきました。
今回のセミナーは、FoE Japanから企業の生物多様性保全活動の評価基準についての研究成果を発表するととともに、CSRとして生物多様性保全に取りくむ企業の方からの現状報告をいただき、CSRとして生物多様性保全を進めていく上での今後の課題を明らかにすることを目的としたものです。
少し難しい内容になりますが、来る2010年の「生物多様性条約(CBD)国際会議(COP10)」に向け、日本の最新の動向を知るチャンス!是非ご参加下さい。
※上記には、用語解説のためWikipedia等へリンクしているものがありますが、あくまで参考であり、リンク先の情報は必ずしも当団体Friends
of the Earth(FoE)の公式見解を表すものではありません。
日時 |
2009年3月30日(月) 14:00〜17:00 (受付開始13:30) |
会場
|
跡見学園女子大学 2号館1階 ATOMIブロッサムホール
文京区大塚1-5-2 (茗荷谷駅から徒歩2分)
|
プログラム |
14:00〜14:10 主催者 挨拶
跡見学園女子大学サスティナブル・ビジネス研究会 代表 吉村英子
サラヤ・東京サラヤ梶@代表取締役 ゼリ・ジャパン理事長 更家悠介
第1部 企業の生物多様性保全活動の評価基準
14:10〜15:00 FoEジャパン客員研究員 籾井まり
15:00〜15:10 質疑応答
第2部 2−1企業における取組みについて
15:20〜15:40 ビジネスと生物多様性イニシアティブの取組み
サラヤ梶E東京サラヤ椛纒\取締役 ゼリ・ジャパン理事長 更家悠介
15:40〜16:00 イオン株式会社 CSR調達企業として
イオンリテール株式会社 常務取締役 上山 静一
16:00〜16:20 住友信託銀行株式会社・評価と支援
住友信託銀行 CSR担当部長 金井 司
第2部 2―2パネルディスカッション
16:30〜17:00 ○コーディネーター
跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメン学科教授 宮崎正浩
○パネラー
FoEジャパン客員研究員 籾井まり
跡見学園女子大学サスティナブル・ビジネス研究会 代表 吉村英子
サラヤ梶E東京サラヤ椛纒\取締役社長 ゼリ・ジャパン理事長 更家悠介
イオンリテール株式会社 常務取締役 上山 静一
住友信託銀行 CSR担当部長 金井 司
その他、跡見学園女子大学の学生によるパネル展示
|
資料代 |
一般1000円、学生無料(学生証を提示ください)
|
定員 |
300名
|
申込み |
必要事項を記入のうえ、メール〈info@zeri.jp〉又はFAX(03-5939-7400)にてお申込みください。
お名前/ご所属/ご住所/電話/FAX/E-mail
後日、参加証をE-mailまたはファックスにてお送りします。当日は参加証をご持参ください。
申込期限:2009年2月25日(水)
|
主催 |
FoE Japan、NPO法人ゼリ・ジャパン、跡見学園女子大学サスティナブル・ビジネス研究会
|
協力 |
東京サラヤ株式会社
|
|