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現地活動  潅水法の改善研究(2004.5.4-11)

△先生提案の潅水器具 
△全体図(右が上) 
△ポンプの調査 
△新潅水法のフィールドテスト 

5月4〜11日、春の緑化隊(6次隊)が帰国に向かった後、現地でいくつかのことを実践・研究しました。
メインは潅水法の改善研究です。次は苗畑の整理・緑化活動への準備。 もう一つはダチンノールに少ない常緑樹を植えるということです。

潅水法の改善研究:
現在の方法は、苗木の根元で20cm程度砂をかき分け、上からバケツの水をかけるというものです。これでは根まで届きにくい、そう思い、根に確実に届く水やりの方法を考えていました。

満斗中学校の先生からも提案があり、その潅水器具をいただいていました。これは、パイプの先端を尖らせ、数ヶ所穴を空けていて、砂に深く差し込み、上の口から水を流せば、深いところに届くという画期的なもの。

そのいくつかのアイデアを実験。先生からもらった潅水器具は、砂の中に押し入れるのに相当の力が要りました。でも、この実験過程で、現地駐在の仲間から色々アイデアが出され、新しい潅水器具のアイデアにつながりました。

早速ポンプ屋さんなどを駆け回り、ポンプやホース、各種器具を調べ、アイデアを形にすることができ、6次隊植林地でフィールドテストをしました。
この続きは、6月の潅水作業で実践することにしました。後日成果を見て報告します。


苗畑:

2001年4月の1次隊に参加以来、この活動を応援してくれている岡本君が、計画し整備してくれています。今年も、6次隊の前から現地入りし、活動していました。
岡本君と相談し、ニンキョウ、山杏、五角カエデを苗畑で育てています。


常緑樹を植える:

ダチンノールには目につく常緑樹は殆どありません。早春や晩秋の現地は砂と枯草の茶色一色です。
こんな時期に緑があったらどんなにいいだろう。

ちょっと成長は遅いが松ならこの地でも育つし、丁度良い苗木もある。FOEを支援してくださる関係者の名前を付けて、お礼を兼ねて道路沿いの目立つ所に緑の林を作ろう。・・・と以前から考えていました。

今回ようやく、22本の松の植付けができました。次回、名札立てをする予定です。   

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