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第6回 緑化ツアー報告 T

活動4年目を迎えた内モンゴルでの緑化活動。4月29日から5月4日の日程で実施した春の緑化ツアーは、活動地2ヶ所をまわる初めてのツアーとなりました。
砂漠化の現場を訪れ、そこに住む人たちと交流し、緑化活動に取り組んだ、緑化隊の6日間を報告します。

◎スケジュール◎
1日目
成田→瀋陽 第1目的地のカンチカへ。夜、到着。
2日目
中学校との共同プロジェクト始動。満斗中学校訪問・中学生と緑化活動。
3日目
満斗中学校で緑化活動。
カンチカからウルスンへ移動。途中、自然保護区・大砂丘地帯、2つの対照的な自然を見学。
4日目
ダチンノール村で緑化活動。ウルスン中心小学校の子どもたちが参加。
5日目
ダチンノール村で緑化活動。村民との共同作業。ものすごい砂嵐。
6日目
早朝、瀋陽空港着。帰国の途へ。


新たな活動地、満斗中学校へ

 

最初に訪れたのは、カンチカの満斗中学校でした。
昨年、ダチンノール村での3年の活動を経た私たちは、緑化の効果を広げたいという思いから、科左後旗(旗=日本でいう市にあたる)地域を
視察。緑化の普及が期待できる中学校と協力し、新たな活動を始めることを決めたのです。

この日は、初めて訪れる緑化隊を、生徒たちが踊りや歌、馬頭琴の演奏といったモンゴル式の歓迎をしてくれました。

そして午後は、いよいよ植樹作業。校舎裏の森を通り抜け、今回の緑化場所に向かいました。
校舎裏の森は、30年程前から生徒が木を植え育ててきたという立派な森です。でも、そのすぐ向こうには砂漠化しつつある荒地が広がっているのです。。
森ととなり合わせて広がる砂漠。その違いに驚いてしまいます。

ブルドーザーで掘ったV溝の列、その底をさらにスコップで穴を掘って、苗木を挿し、水と砂をかけて踏み固める、そんな手順の共同作業がスタート。バケツで水を運ぶのが大変な力仕事でしたが、元気いっぱいの生徒たちといっしょになって、緑化隊も穴掘り・水運び・植樹に必死にかけまわりました。

身振り手まねでコミュニケーションをとりながらのにぎやかな活動でした。作業の合間に、日本語・モンゴル語を教えあったりもして、すっかりうちとけました。翌日も午前中、植樹作業と潅水を行ない、6次隊と生徒たちの共同作業は終了。

校舎裏の森を通って帰る時、このうしろに広がる砂漠も、いつかこの森のようになるといいな、と思いました。まずは、みんなで植えたポプラが元気に育ってほしい。そう願って、学校をあとにしました。

 

踊りで歓迎
学校裏にはこんなに豊かな森が
砂漠から見た学校の森
中学生との緑化作業
水はバケツで運びます
6次隊の活動場所
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