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△村民による春の植林
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△平地では草も順調に増加
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△西側の砂の流入
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△砂に埋もれる柵沿いのポプラ
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春の緑化活動後の調査と、検討していた西側地域拡大について住民との協議を目的に現地を訪れました。
植樹活動の状況
春に村民が行なった植林活動の状況を、村の若い組長が案内してくれました。3月に話し合ったとおり、春の植林は活動地域内全面に行われていました。
60〜70人で1週間ほどの作業。今回は、個人別に担当場所を決め責任を持ってやったそうです。ポプラ、楡を主体に植えました。
6月以降は雨が多いが、植えた直後の4、5月は暑く乾燥した日が多かったよう。活着は70%程度か?平地では草も順調に増加していました。
村民との協議
活動状況を確認した後、村のリーダーと西側拡張について協議。春の調査でもよく分かった西側の砂の流入はそのままの状態で、一層はっきり浮き上がって見えました。西側方向への拡大がまさに効果的と思われました。
村民側から是非という希望もあり、60ha程度拡張することを話し合って決めました。さっそく、8月に柵の設置、10月後半に草方格の設置など計画を立てました。
「第2期地域」緑化へ向けて・拡張地域調査
協議の2日後、村のリーダー他2、3名と拡張地域の調査を行ないました。
村は、第1期地域の西側約1kmで隣村に達するようです。その西端部分500m程は、今年の放牧地に指定されており、12月までは家畜が放牧されるとのこと。このため直ぐ囲柵を設置することは出来ないので、西に600m程度の拡張を決定しました。
第2期予定地域内にはかなり広い草地部分も見られましたが、流動砂丘が大きく広がっていました。南に行くほど砂丘は高いように見られました。
南西端は村名"・・・ノール"の由来である"湖"の近くになります。このノールは20年程前に干上がってしまったそうです。
現地の気候
初めての雨を経験しました。1日を除き毎日曇り、霧、雷雨でした。異常なことです。夜はかなり涼しくなります。植えた木には良いが農作物には寒すぎるかもしれません。
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