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気候プロテスト、国連会合へプレッシャー

Friends of the Earth International プレスリリース
2006年11月3日

11月4日、ケニアのナイロビで11月6日に始まる気候変動枠組条約第12回締約国会合(COP12)、京都議定書第2回締約国会議(COP/MOP2)に参加する各国政府にプレッシャーをかけるため、世界中で気候変動に関する国際的なデモンストレーションが実施されます。[1]

ナイロビでは京都議定書の第一段階(フェーズ1)が終わる2012年以降についての議論が用意されています。

世界中で45以上の国のデモンストレーター達が世界のリーダー達に向けて、破壊的でグローバルな気候変動を防ぐための緊急な対策を取るように呼びかけています。[2]

バンクーバーから台北、ストックホルムからダッカ、パリからアブジャリに至るまで計画されている気候変動への対策を求めるデモや集会が増えていくことに対して、大臣達はナイロビで会合を持つことになるでしょう。またナイロビにおいても会議開催中の11月11日土曜日にデモンストレーションが計画されています。[3]

キャサリン・ピアース(FoE インターナショナルの気候キャンペナー)は、「気候変動は急速に、グローバルな公平性の問題の最重要課題になっています。そしてこれらのグローバルなデモンストレーションはこのことを反映しています。ナイロビに集合する大臣達は気候変動への対策を求める世界中の何千人もの人々と向き合っており、自分たちがこの惑星の未来について交渉しているということを忘れてはいけません。」といっています。

「私たちは、気候変動が世界中を大恐慌や2回の世界大戦の頃に匹敵する近年で最もひどい不況に落とし込むかもしれないということを学びました。温暖化によって既に影響を受けている大陸、アフリカでの会合では、最も脆弱なニーズに合わせるために最大の関心を払わなければならない。」と、彼女は付け加えました。


他詳細:Catherine Pearce, FoEインターナショナル気候キャンペーナー,
Tel: + 44 7811 283 641、Jan Kowalzig, FoEヨーロッパ気候キャンペーナー(ベルギー)
Tel: +32-496-384-696

関連:
[1] ナイロビ国連会合について
https://www.foei.org/media/2006/1031.html

[2]デモンストレーション情報
https://www.globalclimatecampaign.org

[3] 国連会合アジェンダ
https://unfccc.int/meetings/cop_12/items/3754.php

[4] イギリス政府委任の新しいレポートによると、気候変動は世界経済に暗い影響を与えるが、GDPの1%のコストによってGDP10%の損害を回避できることができるといっている。
「スターン・レビュー」(2006年10月)
https://www.hm-treasury.gov.uk/independent_reviews/stern_review_economics_climate_change/sternreview_index.cfm

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