プレスリリース
2004年 9月 30日
FoEインターナショナル
Friends of the Earth International は、本日ロシアが気候変動に取り組むための国際条約である京都議定書の批准を間近に控えているとの報告を受け、それを歓迎する。
気候変動枠組条約の発効には温室効果ガス排出量の55%に責任を持つ先進諸国による批准が必要とされている。今回ロシアが条約を批准することでこの最低要件が満たされ、90日後には条約が発効する。
ロシア政府は本日9月30日付けで条約を承認し、残すは与党が過半数を占める議会による承認となった。
Friends of the Earth International の気候キャンペーンコーディネーター、キャサリン・ピアース は次のように述べた。
「ロシアによる気候変動条約の批准は、地球温暖化に対処するための重要な一歩である。それに加えて、地球の破局を防ぐための唯一の国際条約への参加を拒否したブッシュ大統領及び各国首脳に対する非難を強める意味がある。残された時間は少ない。私達は今、地球温暖化の原因である(温室効果)ガス排出を削減するために、一層の国際的取り組みを進めなければならない」
*FoEインターナショナル プレスリリース
https://www.foei.org/media/2004/0930.html