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これまでの動き・活動 |
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関連資料 |
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地元紙 Philstar 記事 (2004.02.10) |
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2003年10月16日
ミサミス・オリエンタル州の漁民 石炭火力発電所に反対
Bong Fabe署名記事
カガヤン・デ・オロ・シティ―― 間近に迫るミサミス・オリエンタル州ヴィラヌエヴァ町での石炭火力発電所建設に反対する何百人もの漁民らが、昨日(2月9日)朝、彼らの反対への支持を得ようと州庁舎に集結した。
環境グループであるタスク・フォース・マカハラー(TFM)に先導され、(事業の)影響を受けるヴィラヌエヴァ町、バリンガサグ町、タゴロアン町からはるばる約200人あまりの漁民らが横断幕やプラカードを持ち寄り、健康被害の懸念をあげ(総事業費約)3億米ドルの同事業を非難した。
TFMスポークスマンのBenCyrus Ellorinは、「今回の抗議活動は事業への支持を撤回しようとしている州評議会のメンバーを応援するために行なわれたものでもあるが、発電容量210メガワットの石炭火力発電所に反対するために計画された一連の(抗議)活動の始まりにすぎない。」と話している。
議論の的になっている同石炭火力発電所は、エネルギー省長官Vincent Perez Jr.およびフィリピン電力公社の役員をゲストに迎え、1月30日に着工式が行なわれた。
しかし、報道記事は、「石炭火力発電所は来るべき年に起こる急激なミンダナオの電力ニーズ増加を賄うのに役立つだろうと事業者は話しているが、フィリピン電力公社がミンダナオに持つ電力源(水力)は、その水位が低下してきているため、翌年に始まると予測されている電力不足を相殺するには(この石炭火力発電所では)十分でない。」と語っているPerez長官の言葉を引用している。
同石炭火力発電所は2006年12月までに稼動することが期待されている。事業者はState Power Development Corp. およびドイツの一流独立発電事業体(IPP)である Steag AGのジョイントベンチャーである。
>州評議委員による事業支持を撤回する宣言書
(2004.02.09)(PDF:19KB)
>現地グループによるプレス・ステイトメント(2004.02.10)
>FoE Japan プレスリリース(2004.02.10)
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