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フィリピン:ミンダナオ石炭火力発電所建設事業 勉強会のご案内 (2003.10.01) |
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ミンダナオ石炭火力発電所建設事業
勉強会のご案内
「石炭火力発電にNO!」 地元の声に日本の出す結論は?
フィリピン・ミンダナオ石炭火力発電所計画には、2001年から現地で「NO」の声が上げられてきました。現在も、公害や人体への健康被害、農業や漁業など生計手段への影響――こうした懸念がフィリピンの国レベル、地元レベルであげられており、事業に対する社会的な合意が得られているとは言い難い状況です。
この事業に日本から川崎重工、日商岩井が関わり、国際協力銀行(JBIC)と日本貿易保険(NEXI)が現在、融資・付保を検討しています。新環境ガイドラインにしたがって行なわれたカテゴリ分類では、両機関とも同事業をカテゴリA(環境に重大な影響を及ぼしうる)に分類。
(参照)→JBICのWEBサイト
https://www.jbic.go.jp/japanese/environ/joho/project.php
→NEXIのWEBサイト
https://nexi.go.jp/insurance/ins_kankyou/ins_kankyou_frame.html
そのカテゴリ分類にしたがった環境レビューを進めている段階ですが、7月下旬には、現地の反対グループから直接、「国際協力銀行に慎重な融資を求める」レターも届いており、新環境ガイドラインを最大限に活かした形での判断が今後、JBIC、NEXIに求められています。
勉強会では、今年6月と9月の現地調査の内容も交えながら、プロジェクトの概要、現地の社会状況、また、JBICとNEXIが新環境ガイドラインの下で求られている対応などをお伝えし、日本で今何ができるのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。ぜひ、ご参加ください!
◆日時:2003年10月1日(水) 19:00〜21:00
◆場所:国際環境NGO FoE Japan 1階 会議室
(JR目白駅より徒歩3分
地図→ https://www.foejapan.org/info/map.html)
◆参加費:FoE Japan サポーター 無料 / 一般 500円
◆主催(お問合せ・お申込み):
FoE Japan (担当:波多江)
TEL:03-3951-1081 FAX:03-3951-1084
E-mail:hatae@foejapan.org
*準備の都合上、前日9月30日(火)までにお申し込みください。
●ミンダナオ石炭火力発電所建設事業とは?――
フィリピン・ミンダナオ島北西部の中心都市カガヤン・デ・オロ市から約20km東にあるヴィラヌエバ町での建設が予定されている。事業を推進するのはフィリピンとドイツの現地合弁企業。日本からは川崎重工、日商岩井が参画する。総工費は約3億米ドル。日本の国際協力銀行(JBIC)とドイツ復興金融公庫(KfW)が融資を、また、日本貿易保険(NEXI)も保険の契約を検討している。発電される電力(210メガワット)はフィリピン電力公社(NPC)が25年間買い取る契約となっており、その後、発電所はフィリピン側に移譲される(BOT方式)。サイトは約3000ヘクタールにもわたって広がるフィビデック工業指定地域のなかに位置するが、その広大な平野での農業や海岸沿いに広がるマカハラー湾での漁業を生業とする多くの人々がその工業指定地域のなかに暮らしており、公害や人体への健康被害、生活の糧である農業や漁業への影響などをはじめ、温室効果ガスの放出による地球温暖化の助長など、多くの懸念がフィリピンの国レベル、地元レベルであげられている。
※ミンダナオ石炭火力発電所の詳細な情報はWEBサイトをご覧ください。
→https://www.FoEJapan.org/aid/jbic02/minda/index.html
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