FoE Japan「開発金融と環境プログラム」では、日本政府や企業が深く関わる途上国開発における環境・社会配慮、透明性と説明責任の向上を進めていくための、調査・分析および政策提言活動を行なうキャンペーンマネジャーを募集します。
NGOや社会での調査研究や政策提言の実務経験がある方で、なによりも、途上国の開発において日本政府や企業が社会的責任を果たし、南北間の不平等を是正していくための仕組みづくりために、市民・NGOによる政策提言を実現していく「熱意」のある方を希望します。
FoE Japanの『開発金融と環境プログラム』では、現在上記の仕組みづくりを進めていくために、ODAだけでなく民間投資による途上国開発における環境社会配慮、透明性及び説明責任の向上に向けての政策提言に力を入れて活動しています。また、日本の国際社会における経済的な影響力の大きさから、国際的にも民間投資における環境社会配慮の向上、透明性及び説明責任の確保を実現していくための日本での積極的な取り組みが期待されており、こうした期待に応える活動を国際的に展開していくこともFoE Japanの重要な役割です。
「開発金融と環境プログラム」の活動についての詳細は、WEBサイトをご参照ください。
https://www.foejapan.org/aid
● 募集職種及び人員
「開発金融と環境プログラム」の途上国の開発と環境・社会配慮、透明性と説明責任の向上を進めていくための、調査・分析および提言活動を行なうキャンペーンマネジャー…1名
● 任務(業務内容)
1. 途上国への開発金融と環境・社会配慮に関する情報収集・調査
2. 海外のNGOとの共同キャンペーンのための調整と情報交換
3. 国会議員や政策担当者へのロビー活動
4. 政策提言を実現していくためのキャンペーン活動(国内外への情報発信、市民、研究者などとのネットワーキング、活動の調整、メディアへのアプローチなど)
5. アドボカシー活動の計画策定
● 募集条件
1. 途上国への開発金融と環境、社会、人権の問題の解決に向けて熱意と使命感を有し、明快な将来ビジョンのもとに、積極的な行動力をもつこと。
2. 論理的考えに基づいた明確な方針及び計画の立案ができること。
3. 国際的視点での業務経験があり、英語での調査研究、国際会議などの場で討論できる英語能力があること
4. 2年以上のNGOでのキャンペーンの経験があること。
5. 3年以上の社会経験があること。
6. 就任後3年以上の勤務が可能であること
● 勤務体系・待遇
給与:当会給与規定による(委細面談)
週休2日制。
● 公募期間
2003年5月6日〜5月26日
● 応募方法
提出書類:
(1)履歴書、(2) これまでのNGO活動の概要とその成果(2000字以内)、(3) NGOからの推薦状(2通)、(4)小論文(テーマ「『開発金融と環境プログラム』での活動を通じて達成したいこと及びその実現のために取組みたいこと」2000字程度)、(5)その他(任意にて論文・著書等自身の実績を示す文書)
以下の書類を5月26日までに、電子メールにてお送りください。著書など電子メールでの送付が難しい書類については郵送にてお送りください。
選考方法:
書類選考の上、面接ならびにスタッフに対して小論文をテーマにプレゼンテーションと質疑応答の場を持たせていただきます。上記結果を総合的に判断の上、最終選考結果をご通知します(電話でのお問い合わせにはご対応できません)。なお、いただいた応募書類は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。
● 勤務地
東京都豊島区目白3−17−24 2F
● 希望勤務開始時期
2003年7月。要相談(できるだけ早い時期)。試用期間3ヶ月。
● 書類送付先
国際環境NGO FoE Japan
開発金融と環境プログラム
〒171-0031 東京都豊島区目白3−17−24 2F
E-mail: finance@foejapan.org