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環境先進国ドイツに学ぶ
6/18 映画「シェーナウの想い」上映会&トーク
ドイツでの出会いからサステナブルな日本に向けて
ドイツ南西部「黒い森」の中にある小さな町、シェーナウ。1986年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、「子どもたちに原発のない未来を」と立ち上がった市民グループがありました。
大電力会社と戦う小さな町の運動は、全国各地のエネルギーシフトを求める市民に勇気を与え、支援の輪が広がりました。
そして、1997年、ドイツで初めての自然エネルギーのみを供給する市民のための市民による電力会社が設立されました。脱原発と再生可能エネルギーで、今や世界をリードするドイツの根底には、無数の市民による社会を動かす力強い行動があったのです。
FoE Japanでは、こんなドイツの市民との出会いを原点に、サステナブルな日本をめざして市民力を育むための活動を継続しています。
今回は、このシェーナウの活動を描いたドキュメンタリーを上映し、シェーナウに縁のあるゲストとお話しながら、サステナブルな日本に向けた市民社会の動かし方について考えます。
日時 | 2012年 6月18日(月) 18:30~20:30 |
場所 | 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室(東京・青山) >地図 東京都渋谷区神宮前5-53-67 |
プログラム |
◇映画 「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに」上映 |
参加費 | 500 円(会場・設備代・資料代等) |
申込み | 申込みフォームよりお申込みください。または以下の連絡先にご連絡ください。 > 申込みフォーム(一般) > 申込みフォーム(サポーター) |
主催 | 認定NPO法人 FoE Japan |
協力 | 自然エネルギー推進市民フォーラム |
問合せ | FoE Japan 瀬口 Email:info@foejapan.org |
●映画の概要
「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちへ」
(あらすじ) ドイツ南西部、黒い森のなかにある小さなまちシェーナウ市。チェルノブイリ原発事故後、シェーナウの親たちが、子どもの未来を守るため、自然エネルギーの電力会社を自ら作ろうと決意する。
2008年ドイツ製作/翻訳:及川斉志(2012年) /上映時間:60分
映画に関する詳細はこちらをご覧ください。
>https://www.geocities.jp/naturalenergysociety/
●トーク出演者プロフィール
都筑 建 (つづく けん)
自然エネルギー推進市民フォーラム理事長、太陽光発電所ネットワーク事務局長。
市民の側からのエネルギーシフトを提案し、省エネや自然エネルギーの普及に向けて全国で活躍してきた日本の市民運動のパイオニア。
シェーナウ電力設立から間もなくその中心人物であるスラーデック氏を招いて講演会を開催したこともある。
田口 理穂(たぐち りほ)
ジャーナリスト、ドイツ語通訳。日本で新聞記者を経て1996年よりドイツ・ハノーファー在住。「オルタナ」「WEB RONZA」などの媒体でドイツの環境・教育・社会情勢などについて執筆。FoE Japanのドイツスタディツアーをはじめとする視察ツアーの通訳・コーディネートも手がける。
著書にシェーナウ電力会社の成り立ちを書いた「市民がつくった電力会社ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命」(大月書店)、共著に「『お手本の国』のウソ」「ニッポンの評判」(ともに新潮新書)がある。
瀬口 亮子(せぐち りょうこ)
FoE Japan理事。2002年よりFoE Japanスタッフとなり、広報、温暖化政策、廃棄物・3R政策などを担当。
2002年2月にドイツのエネルギーシフト調査でシェーナウも訪問。このときのドイツの人々との交流が、その後の活動の原点になっている。