今日も暑い一日です。宇津木の森に入ると緑のにおいがむっとするのと同時に、ひんやりと涼しくなります。
本日の作業は午前も午後も草刈りです。といっても丸坊主に草を刈るわけではありません。
外来種のセイタカアワダチソウとブタクサは生命力が強すぎて放置しておくと、瞬く間に繁殖して宇津木の森の生態系が崩れてしまいます。9月上旬になると花が開いて花粉を飛ばすので、その前に刈るようにしています。
2つとも太陽が大好き。日当たりがよいところに山のように生えています。
鎌で刈る班、機械で刈る班、そして植生調査をする植物班にわかれてスタートです。
メンバー持ち寄りの冷たい飲み物を飲んだり、梅干を食べたりして、水分・塩分を補給しながら作業を進めました。
お昼をはさんで午後は通称;ケヤキ広場の草刈りです。ここは特に日当たりがよく、右側半分が3メートルはあるブタクサ
左半分が2メートルを軽く超えるセイタカアワダチソウが壁のようにそびえ立って生えています。
10人で周囲を囲うように刈っていきます。汗が滝のように流れます。一周できた時点でまずはひと休み。
そして中心めがけてみんなで刈り進んでいきます。やがて向こう側から声が聞こえてきます。だんだんと反対側から刈っている
のが見えるようになります。そして開通!
ケヤキ広場は面積も大きく、密生度も高く、背丈もあります。今回だけで草刈をやりきるのは無理だろうと思って始めました。しかし刈るのが進み、だんだん視界が広がってくるとやる気がUPしてきます。最後には機械班も合流してくれて、一気に残りを刈りました。
やりきった感がある、”おとなの夏の一日”でした。
あなたの思い出に残る ”夏の一日”は何でしたか?
次回は宇津木も秋の装い。栗ひろいが楽しみです。
また宇津木で遊びましょう。
(レポート:こんどう)
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