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2008年5月27日更新
気候システムの限界と資源供給の限界が国際社会の主要課題となっている中、日本で開かれるG8サミットを見据え、5月21、22日、東京・JICA地球ひろばにおいて、国際環境NGO
FoE Japan、地球・人間環境フォーラム、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク主催の「G8環境大臣会合に向けた国際市民フォーラム〜バイオ燃料・森林減少防止は気候変動対策となるか?〜先進国の役割と責任」が開催されました。
本フォーラムでは、気候変動対策として近年注目されているバイオ燃料利用と森林減少防止対策(REDD)について「持続可能な開発」の視点から国内外のNGO/市民が中心となって議論を行い、日本をはじめとするG8が国際社会において有効な気候変動対策のイニシアティブを取るよう、5月24日に行われた環境大臣会合に対して市民からのメッセージを発しました。
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● 各大会宣言へはこちらから
1日目の大会宣言:「バイオ燃料に関するG8環境大臣会合へ向けた市民社会からのメッセージ」
2日目の大会宣言:「世界の森林減少に関するG8環境大臣会合へ向けた市民社会からのメッセージ」
● フォーラム当日に撮影した映像と追加インタビューを編集し、Youtubeにアップしました。
バイオ燃料は気候変動対策か? |
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森林減少による炭素排出と気候変動 |
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フォーラムプログラム
日時 |
フォーラム1: 2008年 5月21日(水) 13:00〜18:00
(開場12:30)
フォーラム2: 2008年 5月22日(木) 13:00〜18:00 (開場12:30) |
会場 |
JICA地球ひろば 3F講堂 >地図はこちら
〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24 TEL:03-3400-7717(代表) |
フォーラム1
プログラム |
フォーラム1
「バイオ燃料は気候変動対策か?」 |
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資料一式(PDF3.3MB) |
13:00 |
開会挨拶 ・・・岡崎
時春(FoE Japan副代表理事) |
13:05-13:10 |
イントロダクション (PDF,
26kb)
※当初予定していました「EUのバイオ燃料への取り組み」(EU駐日欧州委員会代表部)は環境大臣会合準備で講演者の都合が合わなくなったため取り止めとなりました。資料のみ配布いたします。 |
Part1 「バイオ燃料ブームへの警鐘」 |
13:15-13:40 |
バイオ燃料ブームによるパームプランテーション開発の加速 (PDF,
348kb)
・・・Norman Jiwan氏(インドネシア環境NGO Sawit Watch) |
13:45-14:05 |
泥炭地からの炭素排出とパームプランテーションの事例 (PDF,
859kb)
・・・Wetland International(主催者の代理報告) |
14:10-14:30 |
土地への需要と制約 (PDF,
936kb)
・・・中澤 健一(FoE Japan) |
14:35-15:00 |
バイオ燃料生産のLCAと費用対効果 (PDF,
206kb)
・・・久保田 宏 氏(東京工業大学名誉教授) |
15:00-15:20 |
質疑&ディスカッション |
15:20-15:30 |
休憩 |
Part2 「では、どうすればよいか?〜G8の責務と役割」 |
15:30-15:50
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持続可能なバイオ燃料とは? (PDF,
385kb)
・・・泊 みゆき(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク)
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15:55-16:15 |
交通部門 モビリティのありかた (PDF,
358kb)
・・・上岡 直見 氏(環境自治体会議) |
16:20-16:30 |
休憩&質問票回収 |
16:30-17:40 |
パネルディスカッション
・・・コーディネーター:泊 みゆき |
17:40-17:50 |
大会宣言:市民社会からG8環境大臣へのメッセージ (PDF,
185kb) (HTML)
・・・発表:満田夏花 |
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フォーラム2
プログラム |
フォーラム2
「森林減少による炭素排出と気候変動」 |
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資料一式(PDF5.1MB) |
13:00 |
開会挨拶 ・・・岡崎 時春(FoE Japan
副代表理事) |
イントロダクション 「森林減少の抑止は待ったなし!」 |
13:05-13:25
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森林減少と気候変動:森林減少対策に必要とされる論点 (PDF,
880kb)
・・・満田夏花(地球・人間環境フォーラム) |
13:25-13:30 |
質疑応答 |
Part1 「森林減少、要因を取除くのは需要国次第」 |
13:35-14:05
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違法伐採と紙パルプ・パーム産業による熱帯林破壊と国際需要 (PDF,
1,735kb)
・・・Rully Syumanda氏 (インドネシアの環境NGO WALHI)
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14:10-14:30 |
豪州タスマニアにおける紙パ用森林伐採と炭素排出 (PDF,
1,273kb)
・・・Alec Marr 氏(Wilderness Society) |
14:30-14:45 |
質疑応答 |
14:45-14:55 |
休憩 |
14:55-15:15 |
REDD導入による村落共同体への影響 (PDF,
132kb)
・・・百村 帝彦 氏(IGES) |
15:20-15:40 |
森林に関わるアクターから見た森林減少の意味 (PDF,
744kb)
・・・松本 悟 氏(環境NGOメコン・ウォッチ) |
15:40-15:50 |
Q&A |
15:50-16:00 |
休憩 |
Part2 「では、どうすれば良いか?〜G8の責務と役割」 |
16:05-16:25
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消費国としてのG8の役割、EU FLEGTの経験より (PDF,
184kb)
・・・Saskia Ozinga 氏(欧州の環境NGO FERN) |
16:25-17:45 |
パネルディスカッション
・・・コーディネーター:中澤 健一 |
17:45-17:55 |
大会宣言:市民社会からG8環境大臣への共同声明
(PDF, 178kb)
(HTML)
・・・発表:岡崎 時春 |
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参加費 |
フォーラム1、フォーラム2ともに一日参加当たり
一般1000円/主催団体会員:無料/協力団体会員:500円 |
主催 |
フォーラム1:FoE Japan,(財)地球・人間環境フォーラム,バイオマス産業社会ネットワーク
フォーラム2:FoE Japan,(財)地球・人間環境フォーラム |
協力 |
気候ネットワーク、地球環境戦略研究機関(IGES)、サステナビリティ日本フォーラム、
サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)、
AMネット、ウータン・森と生活を考える会、社会的責任投資フォーラム(SIF-Japan)、
社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)、WWF Japan、
レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)、 グリーンコンシューマー東京ネット、
日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI) |
後援 |
フォーラム1:環境省、外務省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、JICA、
駐日英国大使館、駐日欧州委員会代表部
フォーラム2:環境省、外務省、林野庁、JICA、 駐日英国大使館、駐日欧州委員会代表部
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本イベントは独立行政法人環境再生保全機構「平成20年度地球環境基金」、および社団法人国土緑化推進機構
「平成19年度緑と水の森林基金」の支援を受けて実施しました。
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