たった5分でごみになるファストフードやコーヒーショップ店内の使い捨て容器。
テイクアウトはしかたがないですが、お店の中で飲むときは、マグカップやグラスなどのリユース容器で出してほしいですよね。古いものを大切にする京都の町には、なおさら使い捨て容器は似合いません。
そこで、FoE京都は、2008年11月から2009年3月まで、京都市内のファストフード、コーヒーショップ店内における容器の使用状況の調査を実施しました。
3月に開催したフォーラムでは、京都市内店舗調査の結果を報告するとともに、事業者の方々に、容器に関する本社の方針や店舗の現状を聞きました。また、京都のファストフード、コーヒーショップ店内のリユースを推進していくために、私たち市民と行政は、どのように協力していくことができるのか、国内外の先行事例の紹介なども交えながら話し合いを行いました。
ディスカッションでは、事業者や行政のごみ減量への工夫や取組みを聞き、私たちが消費者としての声をお店に伝えていくことの重要性を再確認し、約30名の参加者からは、
「地域の運動から国レベルの運動になることを期待する」
「事業者の内部の事情について聞くことができた貴重な機会だった」
「市民からもっとリユース推進に向けて声を伝えていきたい」
といった感想が寄せられました。
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▲FoE京都からの報告
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▲パネルディスカッション
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▲店舗内サイン
「マグにしてみませんか」 |
◆日時 3月28日(土) 14時〜16時半
◆会場 京都市男女共同参画センター ウィングス京都 セミナー室B
◆プログラム
挨拶 FoE京都代表 杉谷保憲
はじめに なぜファストフードの脱使い捨て?
瀬口亮子(FoE Japan 脱・使い捨てプロジェクト担当)
第1部 京都のファストフード店内調査報告と分析
第2部 パネルディスカッション
「どうしたら進む?!ファストフードチェーンの脱・使い捨て」
上木康広さん(株式会社ダスキン フードサービスグループ 品質保証部)
浅利美鈴さん(京都大学環境保全センター助教・工学博士)
上田秀樹さん(京都市環境局循環型社会推進部)
齋藤友宣さん(NPO法人 木野環境)
吉田明子(FoE Japan 脱・使い捨てプロジェクト担当)
ほか、京都市内のファストフード事業者
コーディーネーター 瀬口亮子(FoE Japan)
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<お問合せ>
FoE 京都(国際環境NGO FoE Japan 京都ローカルグループ)
E-mail: foekyoto@yahoo.co.jp TEL: 075-555-3456(担当:上田、福嶋)
URL:https://foekyoto.web.fc2.com
<企画協力> 国際環境NGO FoE Japan
<協力> 京都市ごみ減量推進会議、NPO法人 環境市民、NPO法人 木野環境、
NPO地域環境デザイン研究所 ecotone
※この事業は、京都市ごみ減量推進会議・平成20年度市民公募型パートナーシップ事業として実施しました。
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