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FoE Japanは今年1月、フィリピンのパラワン島でニッケルの中間物質を生産しているコーラルベイ・ニッケル製錬所に関する現地調査を実施しました。同事業については、製錬所の建設前から現在に至るまで、先住民族パラワンへの影響や、健康被害、悪臭被害など、環境・社会問題が地元の住民・NGOから指摘されてきました。2006年3月に発表された第2製錬所の建設計画に伴い、影響が拡大するのではないかとの不安の声も聞かれます。今回の調査では、同事業の計画や実施段階において地域住民(主に先住民族)の意見がどのように反映されてきたか、また、健康被害や悪臭被害等の実態について把握することを目的としました。
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<製錬所の周辺の村での調査風景> (2009年1月 FoE Japan撮影)
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