ニューカレドニア南部で、今、大規模なニッケル開発プロジェクトが進行しています。この地域は世界でも類をみない豊かな生物多様性を誇る地域であり、金属を多く含んだ特殊な土壌により、長い年月をかけて地域固有の植生がはぐくまれてきました。
ニューカレドニア(事業地域)の海岸
ニッケル開発の現場(精錬所)
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河川と海水が入り混じる汽水域や湾は、ユニークな海洋生態系を形成し、多くの魚類のゆりかごとなっています。周辺には美しいサンゴ礁が広がり、海域のラグーン(環礁)は、2008年に世界遺産に指定されています。
この豊かな自然は、ニッケル開発事業によりどのような影響を受けるのでしょうか。また、自然をよりどころにしてきた先住民族の生活や文化は、どうなるのでしょうか。
私たち日本人との関わりはどのようなものでしょうか。
本セミナーでは、特別ゲストとして、「メタル・ウォーズ」「入門・資源危機―国益と地球益のジレンマ 」の著者、資源環境ジャーナリストの谷口正次さんをお招きし、天国に一番近い島で進行する生物多様性の危機について緊急報告を行います。
2006年11月および2009年4月、FoE Japanは地球・人間環境フォーラムと共に、ニューカレドニアのニッケル開発事業に関する環境社会影響調査の一環として現地を訪問し、事業地周辺視察(地上および上空)及び周辺先住民族コミュニティをはじめとする関係者への聴き取り調査を実施しました。
調査中に撮影した写真および現地の研究者やNGOの方々にご提供いただいた写真を地球・人間環境フォーラムがフォトレポートにまとめました。
>https://www.gef.or.jp/activity/economy/sustainable/ncphoto.html
関連情報リンク:
地球・人間環境フォーラム主催のセミナー「資源開発と先住民族、そしてCSR」の開催報告
>https://www.gef.or.jp/activity/economy/sustainable/shigen2007_report.html
日時 |
2009年 6月3日(水) 14:00〜16:30 |
場所 |
環境パートナーシップオフィス会議室 >地図はこちら
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F TEL : 03-3406-5180
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プログラム |
◇イントロダクション〜ニッケル開発と私たちのくらし〜日本人として直視すべきこと
・・・清水規子(国際環境NGO FoE Japan)
◇【特別報告】生物多様性の危機:ニューカレドニアからの報告
・・・谷口正次さん(資源環境ジャーナリスト)
◇融資のルールで生物多様性は守れるか
・・・満田夏花(地球・人間環境フォーラム)
◇質疑応答
※プログラムの内容は予告なく変更されることがあります。ご了承ください。
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参加費 |
1000円 (主催団体の会員、協力団体のスタッフおよび会員は無料) |
定員 |
60名
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申込み
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満席につき受付
を終了しました。
多数のお申し込みありがとうございました。
以下の申し込みフォームからお申込みください。(推奨)
>https://www.gef.or.jp/form/
または、下記の事項をご記入の上、地球・人間環境フォーラムまで、E-mail(event@gef.or.jp)か、ファックス(03-3813-9737)でご送付ください。
・ ご氏名:
・ ご所属(会社名など):
・ 部署:
・ Tel:
・ Fax:
・ E-mail:
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主催 |
国際環境NGO FoE
Japan、地球・人間環境フォーラム |
協力 |
サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)、コンサベーショ
ン・インターナショナル、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、日本環
境ジャーナリストの会(JEFJ)、環境を考える経済人の会21(B-LIFE21)、社団法
人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)、日本消費者連盟、
WWFジャパン |
問合せ |
地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼、満田)
TEL.03-3813-9735 FAX.03-3813-9737
E-mail: event@gef.or.jp |
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